専門技能士による防水工事

マンションの防水改修工事に最適な塩ビシート防水

塩ビシート防水機械的固定工法(IH工法)

30年長寿命の防水シートで建物のライフサイクルコストを低減します

長寿命を目的に製造された高耐久グレードの防水シート、リベットルーフHP。紫外線や熱による物性の変化が少なく、変退色もわずかという特徴があります。人工促進暴露試験において30年相当経過しても伸び保持率が60%を上回っており、防水機能を十分保持していることが分かります。防水改修の頻度を減らすことで改修コストの低減が図れます。

塩ビシート防水は難易度が高く、技術的な熟練が必要です

弊社では塩ビシートメーカーによる施工指導を受けた確かな技術のある職人が施工いたします。

塩ビシート防水を採用しているハウスメーカーの鉄骨造の住宅の陸屋根の塩ビシート防水の施工もしておりますのでお気軽にご相談ください。品質、価格共にご満足いただいております。

防水材メーカーとの連名の保証書も発行いたしますので施工後も安心です。

さまざまな下地に対応できるアンカー固定工法

下地に固定したIHディスクの上から塩ビシートをかぶせて、誘導加熱装置でIHディスクを加熱して塩ビシートと強固に接合します。

IH工法は、コンクリート系下地はもちろんのこと、ALCパネル下地や金属下地など、さまざまな下地条件に対応可能な防水工法です。

既存防水層を撤去せずにカバー工法で施工ができるので、作業工程が短縮できます。また、産業廃棄物の発生量を減らすことができます。

赤外線高反射シートで夏季の空調負荷を軽減

赤外線の波長領域に対する高い反射特性を持った特殊顔料を配合しているリベットルーフCOOLは赤外線を効率よく反射し、建物への蓄熱を軽減する防水シートです。

外断熱+リベットルーフCOLLを組み合わせることで、躯体を外気と遮断し、躯体への熱応力を抑え、結露、ひび割れを防止し、建物の長寿命化に貢献できます。また蓄熱の軽減により夏期の冷房費用が抑えられます。

熱エネルギーとなる近赤外領域の光線を効果的に反射させる、ヒートアイランド現象の抑制にも効果を発揮する防水工法です。

 

複雑な形状にも対応可能なウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水 X-1工法 X-2工法

 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法(X-1) 密着工法(X-2)

ウレタン塗膜防水は、ウレタンゴム系の防水材を用いて防水層を形成する工法であり、建物の屋上やバルコニー、廊下、庇(ひさし)など、さまざまな場所の防水に広く採用されています。この防水材は、柔軟性と密着性に優れ、複雑な形状の下地にも適応しやすいという特長があります。

防水層の施工方法としては、主に以下の2つが一般的です。

  1. 塗布工法
     緩衝用シートや補強布などの副資材と組み合わせながら、所定量のウレタン塗膜防水材をコテやローラーで塗り重ねていき、所定の膜厚を確保することで防水層を形成する方法です。現場での手作業が中心となりますが、細部への対応力が高く、建物の形状に柔軟に対応できる点が利点です。

  2. 吹付工法(超速硬化ウレタン工法)
     専用のスプレー機を用いて、超速硬化型のウレタン防水材を短時間で均一に吹き付けることで防水層を形成する方法です。大面積に対して効率的に施工できるため、工期の短縮や施工精度の均一化が期待できます。

 

<ウレタン塗膜防水塗布工法の代表的な工法>

ウレタン防水にはさまざまな施工法がありますが、現在、広く使用されている代表的な工法として以下の2つが挙げられます。

1. 通気緩衝工法(X-1工法)

通気緩衝工法は、下地と防水層の間に通気緩衝シートを設置し、その上にウレタンゴム系塗膜防水材を塗布する工法です。仕上げに「脱気筒」と呼ばれる通気装置を取り付けることで、下地に含まれる湿気や水蒸気を効率的に逃がし、防水層浮き、膨れ、はがれを防止します。通気緩衝工法においては、脱気筒を適切に設置することで、将来的なトラブルのリスクを大きく減らすことができます。

また、通気緩衝シートを挟むことで、建物の微細な動きや振動によるウレタン防水層の破断リスクを軽減する「緩衝効果」も期待できます。耐久性が高く、特に下地に含水が多い場合や経年劣化した屋上の改修工事などに最適です。

2. 密着工法(X-2工法)

密着工法は、防水材を直接下地に密着させて塗布し、その間に補強クロス(メッシュ状の布)を挟み込むことで防水層の強度を高める工法です。補強布を使用することで塗膜厚を均一に確保し、耐久性を向上させることができます。

密着工法は、通気緩衝工法と比べると施工工程が少なく、コストを抑えられるというメリットがあります。ただし、下地の含水率が高い場合や動きが大きい構造物に対しては、フクレや剥離のリスクがあるため、使用する場面を適切に見極めることが重要です。

最近の技術動向と高性能材料

近年では、補強布を使用しなくても高い耐久性・強度を持つウレタン塗膜防水材が各メーカーより開発されています。これらの製品は、施工性の向上や工程の簡素化を実現しながら、従来のウレタン防水と同等以上の性能を発揮することが可能です。

  • 田島ルーフィングの「GO-JIN」
     高強度・高耐久性を兼ね備えたウレタン塗膜防水材で、補強布不要でも優れた施工性能と耐候性を発揮します。

  • AGCポリマー建材の「サラセーヌAZ」
     補強布を省略しても高い密着性と防水性能を有する次世代型のウレタン材料で、改修工事の効率化に貢献します。

このように、ウレタン塗膜防水工法は進化を続けており、防水層の品質向上とともに、現場作業の簡便化や施工コストの削減にも寄与しています。建物の構造や使用条件に応じて、適切な工法・材料を選定することが、長期的な防水性能を確保する上で極めて重要です。

 

ウレタン塗膜防水のメリット・デメリット

レタン塗膜防水(ウレタン防水)は、日本で広く使われている防水工法の一つです。特に屋上やベランダ、バルコニーなどに用いられます。以下にそのメリットデメリットを詳しく解説します。

 

✅ ウレタン塗膜防水のメリット

項目 内容
施工が簡単 複雑な形状や狭い場所にも対応可能。刷毛やローラー、吹き付けで塗るだけ。
継ぎ目がない 液体状の材料を塗布するため、つなぎ目がなく、防水性が高い。
比較的安価 他の防水工法(FRP防水、シート防水)に比べ、施工費が安め。
重ね塗りができる 劣化した際に上から再塗装が可能で、改修がしやすい。
軽量 建物に負担をかけず、耐震性にも好影響。
 

❌ ウレタン塗膜防水のデメリット

項目 内容
施工ムラが出やすい 職人の技術によって仕上がりに差が出る。厚み不足は漏水の原因に。
乾燥に時間がかかる 完全硬化まで1日以上かかるため、天候に左右されやすい。
紫外線に弱い トップコートを定期的に再塗布しないと紫外線で劣化が早まる。施工後5~7年で定期的なメンテナンスが必要。
耐久年数が短め 一般的に10年前後。FRPやシート防水に比べると寿命がやや短い。
衝撃に弱い 硬化しても柔らかめで、尖った物や強い衝撃に弱い。
 

✅ こんな場合におすすめ

 

  • 複雑な形状の屋上やバルコニー

  • 予算を抑えたい

  • 将来的に簡単に改修したい

  • 短期~中期の防水効果を求める場合

 

ウレタン塗膜防水施工事例

ウレタン塗膜防水密着工法(X-2工法)
下地調整 樹脂モル塗布

ウレタン塗膜防水密着工法(X-2工法)
トップコート塗布後

ウレタン塗膜防水通気緩衝工法(X-1工法)
通気緩衝シート 主材塗布

ウレタン塗膜防水通気緩衝工法(X-1工法)
脱気筒 トップコート塗布

防水工事の種類と㎡単価

防水工事の種類 耐用年数 ㎡単価
ウレタン塗膜防水密着工法(X-2工法) 7~12年 4.000~5.500円
ウレタン塗膜防水通気緩衝工(X-1工法) 10~15年 5.500~7.500円
塩ビシート防水接着工法 15~20年 4.500~6.000円
塩ビシート防水アンカー固定工法(機械的固定工法) 15~20年 5.500~7.500円
高耐久塩ビシート防水アンカー固定工法(機械的固定工法) 25~30年 7.000~9.000円

※㎡単価は面積が少ないほど高くなります。(300㎡以下20~30%増、50㎡以下50%~増又は一式)
※価格は屋上の形状や設置物の有無など様々な要因により増減します。

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